福島建設工業新聞社

県溶接協会(高野次郎会長)主催の第68回県溶接技術競技会は10日、福島市のポリテクセンター福島で開かれ、3種目69人の選手が県ナンバー1の座を懸けて技術を競った。4年ぶりに一般公開で行われ、選手関係者らが応援に駆け付けた。
技術者のスキル向上と後継の育成、技能継承を図り、産業界の発展につなげようと13市の共催、福島建設工業新聞社などの後援で例年開いている。県内22事業所からアーク8人、半自動43人、ティグ溶接18人が出場した。
全国大会種目のアーク、半自動溶接部門は最優秀者(県知事賞)を選定し、11月に茨城県で開かれる全国大会に県代表として推薦する。表彰ではこのほか、県溶接技術競技会長賞、共催各市長賞、福島建設工業新聞社長賞などを選考。今年度新設した若手技術者奨励賞は数点選定する。表彰式は10月4日、福島市のホテル福島グリーンパレスで行う。