福島建設工業新聞社

県建設業協会青年部(近藤健一郎会長)は16日、福島市のエルティで今年度通常総会を開き、新会長に野地大輔氏‌を選んだ。
オンライン参加を含め会員36人が出席した。近藤会長が「コロナ禍ではあったが、従来に近い形で幅広く活動ができた」と重機絵画コンクールや3年ぶりに開催した中学生の体験型現場学習会などの2022年度事業を振り返り、今年度活動の一層の充実に期待した。野地新会長は「絵画コンクールなどの事業を引き継ぎ、さらに醸成させる。地域の枠を超えて交流し若い力を結集して、青年部らしい活発な活動を展開いきたい」と抱負を述べた。
今年度も事業広報、地域連携両委員会が中心となり、建設業イメージアップや地域で催される事業等の支援などに取り組む。21年度から行っている小学生を対象にした重機絵画コンクールは事業内容をブラッシュアップして、子どもたちに建設業の魅力、面白さを伝える。体験型現場見学会も学校の希望に応じて開催する。このほか、研修会や他地域視察などを計画する。
卒業により会員の減少が見込まれることから、組織体制を強化するため規程の一部を改正し、副会長の上限を5人以内に改めた。吉田正治(福産建設)、小柴瑞基(江川建設工業)、五十嵐雄一(木村建設)、草野広己(山吉工業)、植村卓馬(小野中村)各氏が入会した。
総会終了後、プロバスケットボールチーム・福島ファイヤーボンズを運営する福島スポーツエンタテインメントの西田創代表取締役社長が「スポーツを通じたマネジメントと組織論」と題して講演した。
新役員(※は新任)は次の通り。
▽会長=野地大輔※(晃建設)▽副会長=渡部智子※(渡富建設)秋山武義(秋山ユアビス建設)横山英輝(横山建設)▽理事=平井竜太郎(小林土木)斎藤周介※(斎藤建設工業所)二瓶一嘉(二嘉組)松本新太郎※(松本建設工業)佐久間宜央※(佐久間組)荒川英治※(丸庄工務所)渡部雄太(久米工業)宇佐見博幸(宇佐見建設)水野谷亮(水中組)▽監事=菅野太喜(菅野建設)渡部邦祐(渡部産業)小野卓也(東洋建設)