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2023.06.23

窒素・りん除去型維持管理を講習/県浄化槽協会

県浄化槽協会(紺野正雄会長)は21日、猪苗代町の町体験交流館学びいなで、窒素・りん除去型浄化槽の維持管理などに関する講習会‌を開き、自治体職員、企業関係者や住民ら50人が高度処理につながる同型浄化槽の特性を学んだ。
猪苗代湖・裏磐梯湖沼群流域で新設する浄化槽は、県条例で窒素・りん型の設置が義務付けられており、県の委託を受けて、協会が講習会を開いている。
県生活環境部水・大気環境課の国文作裕主任主査が「高性能な浄化槽を適正に維持管理することが重要で、この機に理解を深めてほしい」とあいさつした。木村智貴同課技師が猪苗代湖の水質など、郡山上下水道局お客様サービス課の柳沼正志主任主査兼係長、猪苗代町上下水道課の神綱亮主査がそれぞれの補助事業を説明した。
ダイキアクシス環境機器事業本部開発1課の永山ひな氏、フジクリーン工業技術管理部の高橋宏司主幹が、湖のような閉鎖性水域では特に、窒素やりんの除去が不可欠で、これに特化した同型浄化槽の優位性を紹介。さらに、機能を十分発揮できるよう適正な維持管理の重要性を呼び掛けた。家庭でできる生活排水対策につて同協会の鴫原己八専務理事が情報提供した。


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