福島建設工業新聞社

県建設業協会郡山方部連絡協議会(佐藤彰宏会長)は27日、郡山市の郡山建設会館でコンプライアンス研修会‌を開いた。
郡山、田村、須賀川、石川各支部会員ら約50人が参加。佐藤会長は「コンプライアンスについて安易に考えてはいなかっただろうか。講習を通して改めて学び直し、気を引き締めていこう」とあいさつした。
元警察官で猪苗代警察署長や県警察本部刑事部参事官などを歴任した坂内仁企業危機管理士が講義。「リスク管理と危機管理は分けて考える必要がある。企業存続へ経営理念、哲学、方針など、経営トップだけでなく、末端まで会社存続の意義を周知し、リスク・危機に対応できる組織とすることが重要」と述べ、企業にとっての各種危機・リスク、企業の社会的責任、コンプライアンス経営、リスク・クライシスマネジメントについて説明した。