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2023.07.03

若手が応急復旧訓練/福島市水道局と管工事協組

福島市水道局と福島地区管工事協同組合(小林仁一理事長)は28日、福島市小倉寺の水道局施設管理センターで官民連携の応急復旧訓練を行った。同局職員や同組合員のほか、ふくしま田園中枢都市圏の構成市町村職員から46人が参加した。
訓練を通して、若手の意識向上を図るとともに技術継承につなげる。2021年度から取り組んでおり、今回が3回目。佐久間智明同局給水課長が「災害時にライフラインの復旧を迅速に行うためには現場経験が何より重要。訓練で現場対応をしっかり確認してほしい」、小林理事長は「若手の経験を積む貴重な機会。訓練が技術向上のきっかけとなってほしい」とあいさつした。
石垣裕之ヤマト設備社長と菊地秀和新設備工業所社長が講師を務め、現場経験の少ない水道局若手技術職員や水道局指定給水装置工事事業者の若手社員が、漏水修繕訓練と給水管分岐訓練を実施した。
漏水修繕訓練では木栓を用いた漏水時の止水対応を学習。分岐訓練では手動穿孔機を使って配水管から給水管を分岐する作業を行い、災害時の緊急対応などの技術習得に励んだ。


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