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2023.07.03

伊達、相馬の協定団体参加/内水排水訓練

東北地方整備局福島河川国道事務所と伊達市、相馬市は28日、桑折町の親水公園・ピーチリバーク157で、排水ポンプ車操作の合同訓練を実施した。緊急時に迅速な内水の排水ができるよう、機材の設置手順や機械の操作方法などを確認した。
同事務所から操作業務を受託している渋谷建設と、緊急排水業務の支援に関する協定を伊達、相馬両市と締結している伊達市建設業協会、相馬市綜合建設業組合などから65人が参加した。
開会式で長岐岳彦福島河川国道事務所河川管理課長が「安全で確実に行動できるよう、しっかりと操作方法を習得して非常時に備えてほしい」とあいさつ。佐藤信之同施設管理課長が、ポンプの排水能力低下や故障を避けるため、設置作業時の留意点を説明した。
機材の点検後、阿武隈川のはん濫により浸水区域が発生したと想定。阿武隈川からポンプ車で水を汲み上げ、排水する作業を行った。作業に当たった参加者らはポンプ車の効率的な運用に向け意見を交換した。
午前中は伊達市が単独で排水訓練を実施。約30人が2021年度に導入した排水ポンプ車の操作方法を確認した。


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