福島建設工業新聞社

県土木部は4日、いわき市の夏井川水門工事現場で小学生を対象とした建設現場見学会を開いた。
県の第2次ふくしま建設業振興プランに基づく建設産業の魅力や情報発信に向けた取り組みで、江名小学校の5年生17人が参加した。
鈴木惇彦いわき建設事務所事業部河川砂防課主査が、水門を整備する目的や効果、事業進捗などを解説。施工を担当する堀江工業・加地和組・福田組JVの渡邊英誉現場代理人が、見学の流れや注意点などを説明した。
児童らは、作業員の指導を受けながら重機試乗やドローンの操縦体験を行ったほか、現場管理システム(スマートコンストラクションアプリ)を使って学校近辺の危険個所を互いに共有するなど、建設業への理解を深めた。
水門は、平下神谷字沢帯地内の夏井川河口部で、合流する横川への逆流防止のため整備している。施工は門柱本体工事が堀江工業・加地和組・福田組JV、設備工事は矢田工業・豊国工業JV。