福島建設工業新聞社

県土木部は18日、矢吹町の県道須賀川矢吹線寺内工区工事現場で小学生を対象とした建設現場見学会を開いた。第2次ふくしま建設業振興プランに基づく建設産業の魅力や情報発信に向けた取り組みで、町立矢吹小学校の6年生28人が参加した。
県南建設事務所の吉田和成事業部長が建設業の目的や役割などを説明。施工する伸和建設の担当者が、見学の流れや注意点などを説明した。
児童らは、作業員の指導を受けて重機試乗やドローンの操縦体験、リモコン式草刈り機の操作などを行い、建設業への理解を深めた。
見学が行われた工区は県道で初めて環状交差点(ラウンドアバウト)を導入する。信号機による交通処理を行わず、円滑な交通と歩行者の安全確保を目的とする。