福島建設工業新聞社

県総合防水工事業協同組合(金澤正夫代表理事)は20日、須賀川市のものづくり支援センターで、今年度前期の技能検定実技試験に備えた防水技能講習会‌を開き、参加者が本番さながらの雰囲気の中、各課題に取り組んだ。
受講・受験者の技術・技能の向上とキャリア形成の一助にと、技能検定試験前に毎回実施しているトライアル講習。今回は、ウレタンゴム系塗膜防水1級14人、同2級4人、シーリング防水工事作業1級13人、同2級2人、FRP防水工事作業1級5人、同2級1人が受講した。
金澤代表理事は「スキル・キャリアアップにつながる検定合格へ、講習で基本・手順をしっかりと学ぶことが重要。本試験で実力を発揮できるよう、講習内容を自宅でも再確認してほしい」と受講者らを激励した。
梅津卓也理事が受講に当たってのポイントや留意点、本試験における注意事項などを説明した。受講者は講師らの助言、指導を参考に、手順を確認しながら各実技課題に挑戦した。
21、22日に行われた実技試験は受講者を含む44人(ウレタンゴム系塗膜防水1級17人、同2級4人、シーリング防水工事作業1級15人、同2級2人、FRP防水工事作業1級5人、同2級1人)が受検した。前期の同検定学科試験は8月20日に実施予定。