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2023.07.28

県工2年生の実習受け入れ/県建協県北支部

県建設業協会県北支部(桃井三夫支部長)は25~27日の3日間、県立福島工業高校建築科2年生32人の建設業現場実習(インターンシップ)を受け入れた。協力企業は会津建設、安斎建設、安藤組、梅津工業、菅野建設、古俣工務店、佐藤工業、大丸工務店、晃建設、松崎建設の10社。
佐藤工業には伊東一真さん、鈴木望さん、齋藤祐希さん、今井ここ美さんが訪問した。25日は福島市発注の市民センター整備事業・本体建築現場で実習を行った。野路弘次現場代理人が工事概要や、現在進行中の免震装置設置工事について、工法の特徴や現在に至るまでの工事過程などを説明した。平面図を基にした型枠工事のコンクリート打設量の計算練習を行ったほか、BIMについて同センターモデルを用いて講義した。
同現場で鉄筋工事を担当する郡協鉄筋工業の矢野目和則社長が、鉄筋結束の体験を指導した。生徒たちは初めての体験に苦戦しながらも、何度かの練習を重ねてうまくできるようになると、笑顔を見せていた。手動の鉄筋カッターで鉄筋切断も体験。現場の厳しさを感じた後に最新の電動工具による現場の省力化を実感した。
26、27日は本宮市の民間発注の工場建設現場、伊達市発注の伊達小学校現場を訪れ、各現場での作業留意点の違いなどを学んだ。

‌鉄筋結束を体験する生徒ら​


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