福島建設工業新聞社

県測量設計業協会(皆川雅文会長)は27日、福島市のコラッセふくしまでRCCM資格試験受験対策講座‌を開いた。協会CPD制度の一環で、事前の試験対策として毎年開いている。会員企業の技術者24人が受講した。
佐藤善治専務理事が「RCCMは設計業務を理解し、円滑かつ適正に進めることができることを認定する資格。今回の講習を糧に、合格を目指してほしい」とあいさつした。
復建技術コンサルタントの佐藤泰法技術顧問、前田知彦取締役執行役員が試験概要と業務経験論文、管理技術論文について講義。試験の流れや概要、論文の留意点などを説明した。
業務経験論文のうち、技術上の問題点とその対応に関する記述では、記述する問題を1項目に絞ることや対応を具体的に記載するなど、採点者が理解しやすい工夫が重要だと指導した。
今年度の試験期間は9月1日～10月31日。2024年3月1日に合格発表する。