トピックス

2023.08.21

労災防止へ全圧連統一安全技術講習会

全国コンクリート圧送事業団体連合会(全圧連)と県生コン圧送協同組合(川又寿則理事長)が主催する2023年全圧連統一安全技術講習会は17日、郡山市のビッグパレットふくしまで開かれた。新型コロナウイルス感染症が5類に移行したことを受け、19年以来の大規模開催となった。
コンクリート圧送技能者の育成と安全意識の高揚、新技術習得などを通じて、労働災害撲滅を図ることを目的に例年開いており、受講者には修了証明書が発行される。
今年は組合会員企業の社員ら約140人が参加。川又理事長が「熱中症対策、時間外労働、労働者不足などが業界の課題。他業界で取り組むSNS等による情報発信なども必要だ」とあいさつした。
全圧連の佐藤亮治技術委員が講師を務めた。午前に行われた安全講習では、コンクリート圧送業のヒューマンエラーと災害事故報告、午後の技術講習は施工事例を紹介した。
席上、今月末で退任する中井澄枝県協組事務局長の長年の功績をたたえ、川又理事長が表彰状を贈った。このほか業界PRを兼ねて、屋外展示場にコンクリート圧送ポンプ車4台の展示も行った。


ニュース一覧

トピックス

ニュース一覧