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2023.09.08

相農高2年生が現場見学/県建設業協会主催

県建設業協会は5日、県立相馬農業高校の生徒を対象に建設工事現場見学会を開いた。若年労働者の人材確保と育成に向け、生徒たちに働く魅力を伝え、職場意識の向上につなげようと実施。環境緑地科の2年生12人が参加し、県道広野小高線改良工事現場を見学した。
高橋英晴相双建設事務所主幹兼復旧・復興部長が「建設業の仕事を理解し、就職先の選択肢の一つとしてほしい」とあいさつ。丹野正人同部道路橋梁課主任主査が工事概要を説明した。
同線・浪江小高工区の角部内工区で東北・福田組JⅤの施工で行われている軟弱地盤改良工の現場を見学。現地で採用されている重機でセメントを注入しながら混合する深層混合処理工法を学んだ。ICT施工についても解説し、建機の乗車体験を行いながら、生産性向上や働き方改革につながる最新の工事手法を体感した。
現場見学に先立ち、先輩社員との質疑応答も行った。入社2年目の今野陸斗技術者らが従来のイメージとは違う現場での働きやすさと安全の徹底、学びの多さや達成感がある職場であることなど、建設業の魅力を生徒らにアドバイスした。


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