福島建設工業新聞社

県建設業協会郡山支部(佐藤彰宏支部長)は12～14日の3日間、県立郡山北工業高校の現場実習(インターンシップ)を受け入れた。同校の2年生30人が会員10社を訪問し、座学や現場見学、作業体験などに取り組んだ。
生徒らの職業観や社会経験を養うこと、業界への興味関心を高めてもらうことなどが目的。同支部では例年、実習に協力している。
光建工業では生徒3人を受け入れた。ミニ授業や郡山市内のS造倉庫新築工事現場見学、若手社員との座談会などを行った。
現場見学では、木村博工事部建築工事課次長が工事概要の説明と、現場の案内を行った。木村次長が高校生に、部材名称など学校での既習事項について尋ねつつ、施工中の様子を紹介した。
生徒らは「授業では習わない細かいところまで知ることができた」「実際の現場では、どのような仕事をしているか分かった」「しっかり熱中症対策をして作業していた」など、感想や見学で気づいたことを述べた。