福島建設工業新聞社

県建設業協会(長谷川浩一会長)が担い手確保・育成対策の一環で取り組む高校生等現場見学会は11日、いわき市の小名浜道路工事現場で開かれ、県立磐城農業高校緑地土木科1年生40人が参加した。
田子勝順いわき建設事務所事業部小名浜道路課主任主査が、小名浜道路の整備目的や完成後の効果などを説明。現場代理人の草野光久福浜大一建設土木部課長代理が工事概要、工程などを解説した。
生徒は、L75m×W7(12)mの仮称・3号橋(PC2径間連結ポステンコンポ桁橋)のA2橋台施工現場を見学したほか、シュミットハンマーを使ったコンクリートの強度確認に挑戦。スマートフォンとGPSアンテナ搭載のレシーバーを使った点群計測も体験した。