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2023.10.16

ふくしまMEの会が研修会

ふくしまメンテナンスエキスパートの会(ふくしまMEの会、楠靖会長)は12日、郡山市のビッグアイで設立後初の研修会を開いた。
県内インフラの現状と課題を学び、交流を通して各技術者のネットワーク構築に努めたほか、会員施工の現場事例報告で、課題発生時の改善対応を聞き、MEの果たす役割を再確認した。2014年から講習会を開いている新潟MEの会の状況も聞き、今後の参考とした。
ふくしまMEは、産学官組織のふくしまインフラメンテナンス技術者育成協議会(中村晋会長)が認定する本県独自のインフラメンテナンス技術者資格で、今回は県内各地から基礎コース以上を修了した会員ら65人が受講した。
楠会長が「研修を通し、ふくしまMEの技術力向上を図るとともに、会員同士のネットワークづくりに役立てたい」とあいさつ。「MEに求められている役割」と題して講義し、完成後50年を超え経年劣化した道路、橋りょう、トンネル、道路附属物(シェッド、歩道橋等)、河川の護岸工などの構造物の腐食・亀裂・破損、土砂流出など、損傷個所の事例を挙げて危険性を示した。


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