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2023.10.18

県電協が「居ながら改修」を研修/県西庁舎で

県電設業協会(大槻博太会長)は16日、福島市で今年度現場研修会を開いた。技術者らが県庁西庁舎免震化改修2期(電気)工事現場を見学し、供用中の大規模建築物における「居ながら改修」のポイントなどを学んだ。
研修会は、会員企業が施工する工事現場等を視察することで、知識や技術を共有し、施工管理や品質確保などのスキルアップを図ろうと開催している。協会技術・安全委員会の所管事業。41人が参加した。
現場見学に先立ち、杉妻会館で座学を行った。丹野勇治副会長(技術・安全委員会担当)が「これだけ規模の大きい改修工事は見学する機会が少ない。しっかり研修し各社の業務に生かしてほしい」、鈴木勝巳県総務部施設管理課主幹が「2016年3月の着工以来、7年以上経過する息の長い現場。新築工事と異なり見学場所も限定されるが、一つでも参考になれば」とあいさつした。
同課の山田信宏専門建築技師と鈴木克孝主任電気技師、2期工事の電気設備を担当する大槻電設工業・広栄電設特定JVの原田裕一現場代理人が工事概要等を説明。県庁に移動し参加者が3班に分かれ、西庁舎3階の改修工事現場、4階の完成フロア、屋上の受変電設備、地下1、2階の特別高圧変電所などを見学した。


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