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2023.10.25

40周年で漫画の冊子作成/士会猪苗代支部青年部

県建築士会猪苗代支部青年部(高橋寛幸部長)は、40周年記念事業としてSDGsをテーマにした漫画冊子を製作した。
漫画のタイトルは「いのりんと考えるSDGs~みんなで守る猪苗代の森と未来~」。持続可能な社会の構築に向けて、建築士としてどのようなアプローチができるか考え、子どもたちに伝わりやすい漫画の製作を考案した。漫画部分は18ページのカラー版で、猪苗代湖を守るストーリーの中で地球環境の保護や温暖化対策などについて分かりやすくまとめている。本来の40周年の節目は2020年度だが、コロナ禍の影響により今年度の発行となった。
製作に当たって猪苗代町内の小学3~6年生約300人にアンケートを実施。生活の中でSDGsについて考えたことや、漫画の主人公のキャラクター名を募集した。キャラクター名は吾妻小学校5年の佐藤煌太さんの考案した「いのりん」が採用された。
21日、町内のはじまりの美術館でキャラクター名募集の表彰式を開いた。高橋部長、武田亮一県建築士会猪苗代支部長、初代青年部長の渡部有司氏(渡部設計事務所)らが出席。高橋部長が「子どもたちの考えを聞きながら製作することで、良い形で事業が進められた。キャラクターについては、これからも猪苗代町の観光に寄与する活用方法を考えていきたい」とあいさつし、佐藤さんに表彰状と漫画冊子、目録を手渡した。
漫画冊子は300冊製作し、町内の小学校に配布する。


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