福島建設工業新聞社

相双管内工事安全推進協議会は6日、相馬・双葉方部で安全パトロールを実施した。
相馬労働基準監督署、相双農林事務所、相双建設事務所、富岡土木事務所、県建設業協会相馬・双葉支部から約40人が参加した。相馬方部の出発式では、高橋英晴相双建設事務所主幹兼復旧・復興部長が「小さいほころびが大きな事故につながる。気付いた点はその場で指摘し、事故ゼロにつなげよう」と述べ、双葉方部では星文高同事務所事業部長があいさつしパトロールに向かった。
各現場代理人から工事概要と当日の作業内容の説明を受けた後、現場事務所の状況や掲示物、施工状況や安全対策、重機の管理状態などをチェックした。
パトロール実施後、相馬方部は南相馬市の環境放射線センター、双葉方部は富岡町の双葉地方会館で検討会を開いた。各社の工事安全向上に向けて、改善・良好点などの情報を共有した。