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2023.11.20
MEがあづま陸橋補修現場で研修
ふくしまインフラメンテナンス技術者育成協議会(会長=中村晋日本大学工学部上席研究員)は15日、福島市で第3回ふくしまME現場講習会を開き、2019年度から段階的に補修工事が行われている主要地方道福島吾妻裏磐梯線・あづま陸橋を題材として、ME防災・保全認定者22人がメンテンナンス技術や現場の安全対策などを研修した。
同橋は福島駅南側でJR東北本線や県・市道、駐車場等を跨ぐ、単純合成鈑桁と鋼連続箱桁を組み合わせた13径間の鋼橋(橋長450m、幅員16~28m)で、架設から50年が経過している。15年度に行った定期点検で床版、下部構造、支承部が判定区分Ⅲ(早期措置段階)に該当したため、詳細調査を経て補修工事に着手した。線路上区間はJRが施工。24年度の全体完成を予定している。
22・23年度工事(工期22年10月13日~23年11月30日)はP3~5橋脚、P10橋脚~A2橋台の伸縮継手工、支承防錆工、ひび割れ補修工、断面修復工、剥落防止工、塗装工など。環境建設の施工で、工事はほぼ完了している。
受講者は、監督員の小林清人県北建設事務所企画管理部管理課副主査と工事担当者から補修計画の概要や、施工前の調査で確認されたPCB(ポリ塩化ピフェニル)の対策方法、歩行者・通行車両の安全確保対策などの説明を受けながら施工状況を確認。見学後は県建設センターに戻り、3班に分かれ意見交換を行った。
座学講習では、中村会長が「技術の果たす役割と技術者の責任」と題して、技術者に求められる倫理について講義した。
同橋は福島駅南側でJR東北本線や県・市道、駐車場等を跨ぐ、単純合成鈑桁と鋼連続箱桁を組み合わせた13径間の鋼橋(橋長450m、幅員16~28m)で、架設から50年が経過している。15年度に行った定期点検で床版、下部構造、支承部が判定区分Ⅲ(早期措置段階)に該当したため、詳細調査を経て補修工事に着手した。線路上区間はJRが施工。24年度の全体完成を予定している。
22・23年度工事(工期22年10月13日~23年11月30日)はP3~5橋脚、P10橋脚~A2橋台の伸縮継手工、支承防錆工、ひび割れ補修工、断面修復工、剥落防止工、塗装工など。環境建設の施工で、工事はほぼ完了している。
受講者は、監督員の小林清人県北建設事務所企画管理部管理課副主査と工事担当者から補修計画の概要や、施工前の調査で確認されたPCB(ポリ塩化ピフェニル)の対策方法、歩行者・通行車両の安全確保対策などの説明を受けながら施工状況を確認。見学後は県建設センターに戻り、3班に分かれ意見交換を行った。
座学講習では、中村会長が「技術の果たす役割と技術者の責任」と題して、技術者に求められる倫理について講義した。
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