福島建設工業新聞社

福島建築施工管理技士会(白井司会長)は6日、佐藤・安藤・大丸特定JVが施工する福島市の仮称・市民センター建築工事現場と、戸田・佐藤工業特定JVで解体工事を進めるJR福島駅東口地区第1種市街地再開発事業の現場で見学会を開いた。
会員21人が参加した。市民センター建築現場の見学会では、監理技術者を務める阿部航佐藤工業建築本部建築部係長が現場会議室で工事概要等を説明。工事の進捗や施設の完成イメージを伝えたほか、免震ベースプレートの施工動画や免震装置配置図などを用いて免震構造について解説した。座学後、参加者は2階躯体工事で3階床スラブの施工準備を進める現場‌を視察した=写真。
市民センターは市庁舎東棟西側の敷地約9700㎡に建設する本体RC造(基礎免震構造)5階建て延べ9142.73㎡、連絡通路S造102.58㎡。工期は2024年9月30日で、12月末ごろから3階躯体工事に入る予定。福島市五老内町地内。
JR福島駅東口地区第1種市街地再開発事業の解体工事現場を見学した後、参加者は県建設業協会県北支部会館で意見交換を行った。