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2023.12.13

年末年始の事故防止へ講習/いわき建設2団体

いわき市建設業協同組合(長谷川浩一理事長)と県建設業協会いわき支部(佐藤毅支部長)は8日、いわき市平の建設会館で年末年始の事故防止に向けた安全管理講習会を開いた。
両団体から約40人が受講。長谷川理事長が「年末年始は災害発生率が高くなる傾向にある。休暇前に安全点検を実施してから作業所を閉めるなど事故防止に努めてほしい」とあいさつした。
高橋貴大いわき労働基準監督署安全衛生課長が「年度末に向けた労働災害防止」をテーマに講話。いわき署管内の10月末時点における建設業の労災発生状況は、昨年同時期と比較して約2割減少しているが、事故の型別では依然として墜落・転落が多く、「年末年始は、パトロールの実施や作業再開時の安全確認の徹底など災害防止へ一丸となって取り組むことが大切」と述べた。また急ハンドル、急ブレーキ、凍結個所の徐行など冬季の安全運転を心掛けるよう呼び掛けた。
福田耕司同組合技術委員会労働安全部会長が、季節に応じた労働災害防止対策等を推進し、快適な職場環境の形成を誓う安全宣言を読み上げた。


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