福島建設工業新聞社

福島市の新年市民交歓会‌は4日、市内のエルティで開かれ、政財界関係者や市民ら587人が出席して新年のさらなる発展、飛躍を誓い合った。市と福島商工会議所の共催。
木幡浩市長は「コロナ下でも施策の手を休めなかったことが、子育てしやすい都市の東北1位、全国8位のランキングにつながった。これまで以上に積極果敢に施策展開していきたい」とあいさつ。「福島駅東口再開発で資材高騰による見直し検討、西口ではイトーヨーカドーの撤退など難問が発生したが、駅東西のまちづくりを一体的に考える転機と捉え、将来のまちづくりに向けた突っ込んだ検討を進めたい」と述べた。
渡邊博美福島商工会議所会頭は「魅力あるまちづくりに関する考え方を一度リセットして、市全体で意見を出し合って考えていきたい。“一歩前へ”を念頭に課題解決を図る」とあいさつ。内堀知事が「定住政策や移住促進、観光・交流人口の増加、メイドイン福島を全国に広げるなど、人とモノが“賑わう福島づくり”に向け、昇り竜の力で政策推進していきたい」と祝辞を述べた。萩原太郎市議会議長の発声で万歳三唱した。