福島建設工業新聞社

県総合防水工事業協同組合(金澤正夫代表理事)は25日、須賀川市のものづくり支援センターで、今年度後期の技能検定実技試験に備えた防水・樹脂注入技能講習会‌を開いた。6工種合わせて23人が受講し、スキル・キャリアアップにつながる各検定合格を目指し、試験直前の実技講習で技術の習得に努めた。
受講・受験者のキャリア構築支援へ、検定試験前に毎回実施している技能向上トライアル講習。今回は、塩化ビニル系シート防水1級3人、同2級2人、改質アスファルトトーチ工法1級1人、同2級3人、樹脂接着剤注入施工1級13人、同2級1人が参加した。
金澤代表理事は「実際の現場にいると考え、試験といえども掃除から入るなど、プロとして現場でやるべきことを手順通りに行ってほしい」とアドバイスを送った。
受講者は実技試験合格に向け、講師らの説明や指導を受けながら各課題に挑戦。26、27日に行われた実技試験に備えて重要ポイントなどを体感した。
26日の実技試験には20人(塩化ビニル系シート防水1級2人、同2級2人、改質アスファルトトーチ工法1級1人、同2級3人、樹脂接着剤注入施工1級12人)、27日には7人(塩化ビニル系シート防水1級2人、樹脂接着剤注入施工1級4人、同2級1人)が臨んだ。