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2024.02.02

ICT施工の事例研修/県森林土木建設業協会

県森林土木建設業協会(石川俊幸会長)と県森林・林業・緑化協会(小檜山義継会長)は30日、福島市のふくしま中町会館で、今年度森林土木研修会‌を開いた。
両団体会員企業や自治体から約40人が受講し、ICT施工技術の活用方法などを学んだ。石川会長は「急峻で狭あいな施工現場が多い森林土木分野で、今後ICT技術は不可欠となる。導入の過渡期にある技術に理解を深め、作業効率化につなげてほしい」とあいさつした。
宗像陽幸県農林水産部農林技術課副課長兼主任主査が、ICT活用工事の施工プロセスや発注者指定型・受注者希望型共通の契約変更までの流れ、各プロセスで生じた費用の計上方法などを解説。藤井徹也同部森林整備課主任主査と大関慎司利根川組業務部工事課主任は、県北農林事務所発注の霊山林業専用道2号線整備工事における切土など、ICT建機活用の具体例を紹介した。
當山和樹草野測器社ICT事業グループマネージャーと阿部杜人サブマネージャーが3次元起工測量や出来形管理、3次元設計データ作成に使用するドローン、点群生成・処理ソフトについて説明した。


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