福島建設工業新聞社

郡山鳶土木建設業組合(内田雅之組合長)は3日、郡山市の郡山ビューホテルアネックスで第60回定例総会を開き、役員改選で新組合長に光本明充氏‌を選んだ。資格講習会や木遣り練習会の開催、東北ブロック会議への出席、9月に予定する鳶1、2級技能検定試験協力など2024年度事業計画を決めた。
組合員20人が出席。内田組合長は「3期6年の任期の中、地震、水害、コロナ禍など大変な出来事に見舞われたが、組合員の協力・バックアップで記憶に残る活動が展開でき感謝したい。今後も新体制となる組合を一丸となって支えていく」とあいさつした。
総会終了後、来賓を招いて60周年記念式典を行った。内田前組合長、光本新組合長、佐藤博亮郡山若鳶会長があいさつ。光本新組合長は組合員一丸となって先人たちが築き上げてきた伝統を守りつつ、地域社会に貢献する使命を果たすためにまい進していくと決意を示した。
60周年を記念して、郡山市すこやか子育て基金に寄付金30万円を贈呈。光本新組合長が品川市長に目録を手渡し、品川市長から感謝状が贈られた。
開会前には内田前組合長、光本新組合長ら親鳶の木遣り唄に合わせて、郡山若鳶会の佐藤会長らが纏振りを披露した。
新役員は次の通り。
▽組合長=光本明充(光本工務店)▽副組合長=新田真弘(新田組)渡辺和昌(渡邉起業)▽理事=小野健二(三心建設)佐藤歩(新拓)▽会計(事務局)=涌井健(丸建工業)▽監査=本田弘(タイセークリーン)佐藤光(佐藤組)▽相談役=内田雅之(内田組)