福島建設工業新聞社

福島労働局は14日、福島市の福島第2地方合同庁舎で和知鐵工所、新協地水、釜屋、巳ノ瀬建設工業の4社にユースエール認定企業の認定通知書を交付した。
ユースエール認定制度は若年雇用促進法に基づき、若者の採用・育成に積極的で雇用管理状況等が優良な中小企業を厚生労働省が認定する。認定条件は「直近3事業年度の新卒者等正社員離職率20%以下」「前年度の正社員の月平均所定外労働時間20時間以下、月平均の法定外労働時間60時間以上がゼロ」など。
井口真嘉同局長、和知勇希和知鐵工所社長、佐藤正基新協地水社長、渡邉由紀釜屋総務部長、巳ノ瀬健太巳ノ瀬建設工業社長らが出席。井口局長が「県内では少子高齢化が深刻で、若者の県外流出が顕著となっている。制度をPRすることで、県内企業の将来を担う若者の定着につなげる」とあいさつし、認定通知書を手渡した。