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2024.02.26

県建協が福島明成高2年生と座談会

県建設業協会(長谷川浩一会長)は20日、福島市の県立福島明成高校で生徒との座談会を開いた。
環境土木科の2年生27人が県職員や会員企業社員との対話を通じ、進路選択の際の不安や疑問を解消し、建設業界への理解を深めた。
齋藤勝文教頭が「建設業で働く人の生の声を聴ける貴重な機会。疑問点を積極的に質問し、進学や就職への準備に生かしてほしい」とあいさつ。佐藤有美子県土木部建設産業室主査が「建設業の役割等について」と題し、建設業の仕事内容や職種、長時間労働の是正など快適な労働環境づくりに向けた取り組みを紹介した。
浦山和也佐藤工業土木本部土木部係長が、建設現場で導入が進むICT技術の活用事例を解説。大河内範男日新土建工事部長は新しい技術を積極的に学ぶ向上心や精神的な強さなど、これからの若手技術者に求められることを伝え、古山政行同総務部長は責任感、誠実さ、積極性など社会人に必要な資質について説いた。
座談会では、事前のアンケート結果を基に就業に対する意識や建設業の仕事について生徒らと意見交換した。質問に答えながら実際に現場で働く職員ならではのリアルな情報を伝え、建設業へのマイナスイメージの払拭に努めた。


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