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2024.04.05

担い手確保対策を強化/県建設業協会

県建設業協会(長谷川浩一会長)は、担い手確保に向けた取り組みを強化し、これまで以上に幅広く事業を展開する。高校生の入職促進対策はターゲットを普通高校、農業系高校まで拡大。中学生に対しては学校の進路指導担当教諭との意見交換の場を設け、事業の充実につなげる。
福島市の県建設センターで29日に開いた第63回理事会‌で決定した2024年度事業計画に盛り込んだ。今年度は道の駅を活用した建設業の広報活動も試行する。
高校生に対する担い手確保対策は、建設系高校の生徒を対象とした現場実習・見学会に継続的に取り組み、イメージアップなど一定の成果を上げており、中学生に対しては東北地方整備局等と連携した体験型現場見学会を実施。幼児や小学生には職業体験イベントやマンガなどを通して、建設業の面白さや楽しさを伝えている。ホームページやSNSを用い、就職に影響が大きい保護者も意識した広報活動も展開している。
今年度はこれらを継続するとともに、普通高校や農業系高校の生徒との座談会を開催し、建設業の役割や魅力を周知。中学生向けは教諭との意見交換のほか、職業体験活動への参画などを検討する。新卒高校・大学生の入職意欲を高めるため、企業・求人情報などポータルサイトの内容充実を図る。道の駅での広報活動は国・県と連携して行う。


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