福島建設工業新聞社

33回目となる郡山市開成山公園の桜ライトアップ点灯式は6日、開成山公園オープニングイベントの一環として、同特設ステージで行われた。郡山電設業者協議会(國津一洋会長)が設置したLED照明機器のライトが、日本最古級とされるソメイヨシノの桜花を照らした。
郡山商工会議所青年部(吉田一成会長)と同協議会が共催で行っている。セレモニーでは吉田会長が「安積疎水開拓の先人たちの、開成山周辺を人が集まる場所にしたいという思いで桜を植樹した。その歴史と気持ちを引き継いで、2団体で事業継続している。ライトアップされたきれいな桜を見ることで、歴史への認知度が高まることを願う」とあいさつ。國津会長が「P―PFIによるリニューアルの席上で点灯式が行えることに、市の発展と変化を実感する」と述べた。
ライトアップは市役所側に面する公園北側のさくら通り沿いの一部区間約400mが対象で、点灯期間は4月14日(午後6～10時)まで。ライトアップの一角は世界自閉症啓発デーへの協力で、青のシンボルカラーで彩っている。