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2024.06.12
ヘリマネ養成へ今年度講習開始
今年度福島ヘリテージマネージャー育成講習会が9日、郡山市の南東北総合卸センター会館でスタートした。
県歴史的建造物保存活用促進協議会(会長=遠藤一善県建築士会長)が行っているもので、今回で10回目。開講式で遠藤会長は「本県は広くまだまだ大切な建物が隠れている。自分の感覚で残していかなければならないと思う建物をピックアップしていくという感覚で始めてほしい。活用を考えたり、文化財のような形にしたりするためには建築基準法以外の法律を理解することも重要。福島県ならではの建物を残すことは、われわれの使命の一つ」と話した。
全13回、座学37時間、演習23時間の計60時間をかけ歴史的建造物に対する知見を深め、意義付け、保全活用の設計や相談に応じる専門家を養成する。
講習期間中に受講生自らが「地域の財産」と考える建造物3件(うち2件は建築物)を調査し、最終講義で「地域のお宝発見」として発表するのが特徴。講習会は2013年度の開始から150人超が修了し、「お宝」も450件以上が発表されており、この中から登録有形文化財となったものもある。
続いて行われた第1回講習は、現役の兵庫県職員時代にヘリテージマネージャー制度を生み出した沢田伸ひょうごヘリテージ機構世話人(特命係)と村上裕道京都橘大学文学部歴史遺産学科教授がヘリテージマネージャー概論として解説した。
県歴史的建造物保存活用促進協議会(会長=遠藤一善県建築士会長)が行っているもので、今回で10回目。開講式で遠藤会長は「本県は広くまだまだ大切な建物が隠れている。自分の感覚で残していかなければならないと思う建物をピックアップしていくという感覚で始めてほしい。活用を考えたり、文化財のような形にしたりするためには建築基準法以外の法律を理解することも重要。福島県ならではの建物を残すことは、われわれの使命の一つ」と話した。
全13回、座学37時間、演習23時間の計60時間をかけ歴史的建造物に対する知見を深め、意義付け、保全活用の設計や相談に応じる専門家を養成する。
講習期間中に受講生自らが「地域の財産」と考える建造物3件(うち2件は建築物)を調査し、最終講義で「地域のお宝発見」として発表するのが特徴。講習会は2013年度の開始から150人超が修了し、「お宝」も450件以上が発表されており、この中から登録有形文化財となったものもある。
続いて行われた第1回講習は、現役の兵庫県職員時代にヘリテージマネージャー制度を生み出した沢田伸ひょうごヘリテージ機構世話人(特命係)と村上裕道京都橘大学文学部歴史遺産学科教授がヘリテージマネージャー概論として解説した。
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