福島建設工業新聞社

県電気工事工業組合青年部(紺野浩二部会長)は19日、いわき市の県立勿来工業高校で「電気工事業界理解促進研修会」を開いた。いわき地区電気工事協同組合青年部(坂本兼一部長)との共催。
青年部の人材確保育成事業の一環。若手の入職促進を図るための体験授業で、同校電気科2年生40人を対象に実施した。
青年部6支部から計20人が講師として参加。坂本部長が「業界や仕事について理解を深め、将来に生かしてほしい」とあいさつした。
実習で生徒たちは①金属配管曲げ②各測定器測定③ケーブル切断・圧着端子上げ④図面に適した器具の選定―を体験。金属配管曲げでは、苦戦しながらベンダを使用して1.8mの配管を曲げる作業に取り組んだ。
テーブルディスカッションには同科3年生20人も加わり、組合員と仕事内容や労働環境などについて意見を交わした。