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2024.07.31
フォレストパークでトム・ヘネガン氏が講演
日本建築家協会(JIA)東北支部福島地域会(齋藤史博会長)は27、28日、大玉村のフォレストパークあだたらで「森は地球の恋人プロジェクト」を行った。
環境問題や人材育成など、さまざまな視点から「森の循環」について考えようと企画したもので、今年で3回目。同施設を設計したトム・ヘネガン東京藝術大学名誉教授を講師に招き、環境に負荷をかけない施設づくりなどを学びながら、建物と自然の共生について理解を深めた。
会員や日本大学工学部生、県建設事務所職員など約60人が参加。齋藤会長は「プロジェクトではこれまで、フォレストパーク誕生の経緯などに触れながら、地球温暖化対策や植林の重要性を伝えてきた。今回は設計者のトム氏に講演していただく。建設理念や建築当時の話を楽しみにしている」とあいさつした。
トム氏は「フォレストパークあだたらから考える森の循環」をテーマに講演した。設計当初、県の担当者から建物はすべて木造にしてほしいと要望があったが、木とコンクリートの「コントラスト」を大事にする考えだったため、意見が対立したという。プロジェクトが進み、対話を重ねていく中で互いの考えを理解し合うことができた。
自身の経験も踏まえ、参加した学生に「意見が分かれることもあったが、議論を深めることで良いものをつくることができた。議論できる相手がいることは幸せなこと」「物事は必ず2方向以上から見ることが大事だ」とアドバイスした。
環境問題や人材育成など、さまざまな視点から「森の循環」について考えようと企画したもので、今年で3回目。同施設を設計したトム・ヘネガン東京藝術大学名誉教授を講師に招き、環境に負荷をかけない施設づくりなどを学びながら、建物と自然の共生について理解を深めた。
会員や日本大学工学部生、県建設事務所職員など約60人が参加。齋藤会長は「プロジェクトではこれまで、フォレストパーク誕生の経緯などに触れながら、地球温暖化対策や植林の重要性を伝えてきた。今回は設計者のトム氏に講演していただく。建設理念や建築当時の話を楽しみにしている」とあいさつした。
トム氏は「フォレストパークあだたらから考える森の循環」をテーマに講演した。設計当初、県の担当者から建物はすべて木造にしてほしいと要望があったが、木とコンクリートの「コントラスト」を大事にする考えだったため、意見が対立したという。プロジェクトが進み、対話を重ねていく中で互いの考えを理解し合うことができた。
自身の経験も踏まえ、参加した学生に「意見が分かれることもあったが、議論を深めることで良いものをつくることができた。議論できる相手がいることは幸せなこと」「物事は必ず2方向以上から見ることが大事だ」とアドバイスした。
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