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2024.10.25

県電協が農短大建設現場で研修会

県電設業協会(大槻博太会長)は22日、矢吹町の県農業短期大学校で今年度現場研修会を開いた。技術者らが建設中のふくしま農業人材育成センター(仮称)の電気設備工事現場を見学し、大規模工事現場の施工管理などを学んだ。
同協会は、知識や技術を共有し、施工管理や品質確保等のスキルアップを目的に研修会を開催している。会員企業の技術者ら約60人が参加した。
現場見学に先立ち、同校内で丹野勇治副会長(技術・安全委員会担当)が「現場の進め方や管理方法、他業種との調整方法を学び、各社で水平展開してもらいたい」と述べ、渡邉輝義県土木部営繕課主幹があいさつした。
同課の木下幸則主任主査、電気設備工事を施工する高柳電設工業の遠藤良輔監理技術者、現場代理人の馬上峻平氏らが工事概要や進捗状況、工法などを説明した。発砲ポリスチレンを敷設し不同沈下を抑制する地盤置換工法「コロンブス」の採用や天井内の配線ルート確保するための工夫などを紹介した。
参加者は3班に分かれ現場を見学。担当者から説明を受けながら、女子寮棟など各施設を見学した。
同工事で整備する施設はすべてW造で計8棟延べ4393.38㎡。各棟ZEBReadyやNearlyZEBを目指し整備を進めており、クリエイティブホール棟の天井をあらわしとするなど、県産材の活用にも力を入れている。


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