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2024.10.28

ふくしまME・防災コース‌に49人受講

ふくしまインフラメンテナンス技術者育成協議会(中村晋会長)のME育成講座・第6回ふくしまME(防災)コース‌が24日、郡山市の南東北総合卸センターで開講した。技術者49人が認定を目指して、計5日間の講習を受ける。
同コースは、公共土木施設に関する点検計画立案、健全度診断ができる技術者「ふくしまME(防災)」の育成を図るもの。現在89人が認定されている。
籏野直広県土木部土木企画課主幹が、本県の社会基盤施設の維持管理の現状をテーマに講義し、国のインフラ維持管理・老朽化への取り組み、長寿命化計画の必要性・体系などを解説。県内の現状と課題を踏まえ、維持管理の方針を示した。
小田嶋孝一福島地方気象台次長が「災害と防災気象情報の利活用」について特別講話。県地質調査業協会の渡部貴史氏(ダイエツ)と熊谷広幸氏(地質基礎)が「福島県の地形・地質および工学的課題」、ふくしまインフラ長寿命化研究会の皆川翔平氏(櫻エンジニアリング)、笠野英行日本大学工学部土木工学科准教授が「環境作用によるコンクリート・鋼構造物の劣化」について講義した。
今コースでは5日間の講習の後に認定試験を行う。合格者発表は25年1月中旬を予定している。
また同協議会は、福島市で11月20日に開く第7回ふくしまME講習会の受講希望者を募集している。同協議会HPから29日まで申し込む。


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