福島建設工業新聞社

第49回県林業祭は26日、郡山市の県林業研究センター敷地内で開かれ、多くの家族連れなどで賑わった。展示・見学や体験コーナー、物販、飲食など8エリアで111のブースが設けられ、来場者は模擬上棟式など多彩なイベントを楽しみながら、本県林業への理解を深めた。
県建築大工業協会は模擬上棟式を行った。大橋祐一副会長が子どもたちを含む参加者に注意を呼び掛けた後、祝詞奏上や梁を木槌で打つなど、伝統行事を再現。餅まきでは多くの参加者が歓声を上げ、イベントを楽しんだ。
このほか伐木チャンピオンシップや県木連の駆体展示、県森林・林業・緑化協会の緑の募金PR、森林・林業写真コンクール作品展示、住友建機販売、アメリカ屋、コベルコ建機日本、コマツ福島、アクティオらの林業機械、建設機械等展示や、赤井製材所、藤田建設工業、国土防災技術、増子建築工業など多数の団体・企業が出展。県産林産物のPR・販売・展示、盛りだくさんのイベント企画で会場を盛り上げた。
林業祭は1976年から開催されている。今回は多くの県民に、森林・林業の役割や重要性について関心を持ってもらう目的で開いた。同祭実行委員会の主催、県林業会館の協賛、郡山市の後援。