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2024.11.01

県土木部、若手職員の復興現場見学開始

県土木部は、同部と市町村の若手職員を対象とした災害復旧・復興事業現場見学会をスタートさせた。29日にいわき市で開かれた初回を皮切りに、今月21日まで実施する。県建設技術協会との共催。
東日本大震災以降の復旧・復興事業で培ってきた技術力の継承が目的。参加者を建設事務所管内別に分けて計8回開催する。見学先は①相双②いわき③県北・県中-の3カ所。中通りと会津の職員は相双、いわきのいずれかの復旧・復興事業等現場、浜通りの職員は県北・県中の震災復興や令和元年東日本台風関連事業等の現場を見て回る。
初回は南会津地方の職員9人が参加し、同市内の4現場を巡回。夏井地区では夏井川河口部治水対策の一環として整備している夏井川水門を見学した。大和田智彦いわき建設事務所河川砂防課長が工事の概要や進捗を説明し「夏井川河口部で合流する横川への逆流防止などを目的に設置する。完成すれば県内最大の水門となる」と述べた。このほかいわき石川線才鉢工区、小名浜道路、薄磯地区の現場を視察した。


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