福島建設工業新聞社

ふくしまインフラメンテナンス技術者育成協議会(会長=中村晋日本大学工学部土木工学科上席研究員)は6日、郡山市で第4回ふくしまME現場講習会‌を開いた。受講者らは県道須賀川三春線・眼鏡橋補修工事現場を視察し、メンテナンス技術について意見を交わした。
講習会は、ふくしまMEの防災・保全両資格の更新指定講習で、同資格認定者ら15人が受講した。
現場視察に先立ち、ビッグパレットふくしまで座学講習を行った。江尻洋平県土木部土木企画課主任主査が、県のメンテナンスの現状について講義。同協議会の青木康夫事務局長が「ふくしまME行動憲章」を改めて説明した。奈良亮平県中建設事務所管理課主査が、今回視察する眼鏡橋における橋梁補修の概要などを紹介した。
座学の後、受講者は眼鏡橋の現場を視察し、ビッグパレットふくしまで意見交換を実施。3班に分かれ、視察で挙がった点検、診断、対策案を取りまとめ、班ごとに発表した。