福島建設工業新聞社

県南建設事務所は22日、矢祭町の久慈川河川敷で矢祭小学校5年生約40人を対象に建設業しごと体験会を開いた。
小中学生を対象とする建設現場見学会などを通じ、建設業の将来を担う人材育成等につなげる「ひがししらかわ建設人材育成事業」の一環。2022、23年度は管内の現場体験会、今年度は重機の試乗やドローンの操縦体験等の体験会を開催している。
今回は今年度3回目で、地元の矢祭建設が協力した。開始式で柳沼威県南建設事務所主幹兼企画管理部長が「建設業は人の生活になくてはならないものを作る仕事。見学会を通じ、その重要性を学んでほしい」とあいさつした。
児童は5班に分かれ、コンクリート作成、重機試乗、測量機械による宝探し、ドローン操作を順に体験。河川現場で使用される大型草刈り機の実演も見学した。