福島建設工業新聞社

県建築士事務所協会県北支部(河野忠支部長)は12日、福島市のエルティで、今年度技術セミナーを開いた。正・賛助会員ら54人が受講し、法令に基づくアスベスト調査の手順や新しい建材、設備等に理解を深めた。
河野支部長が「法改正等で新たに必要となった知識をしっかりと身に付け、日々の業務に生かしてほしい」とあいさつした。
協和地質技術部の本田拡史氏と菅野沙奈氏がアスベストについて講義。建材としての性質や健康被害の例、規制までの流れ、2022年度から義務付けられている事前調査の手順などを述べた。南雲栄一ニチハ郡山営業所主任が同社外装材の新商品や新工法、尾形翔平ソーラーポスト専務が、電力会社の送電網から独立した太陽光電源システム「オフグリッドポスト」を説明した。