福島建設工業新聞社

ふくしま地域再生可能エネルギーイノベーション推進協議会は16日、福島市のウェディングエルティで研究成果発表会を開き、地域イノベーション戦略支援プログラムの研究成果を報告するとともに、事業化に取り組む県内企業などが事例発表した。
発表会には、県内の大学や企業などから約250人が出席。佐藤知事と伊藤宗太郎文部科学省科学技術・学術政策局次長、中井勝己福島大学学長があいさつした後、再エネ分野で世界最先端の技術を持つドイツ・フラウンホーファー研究機構のアイケ・ヴェーバー太陽エネルギーシステム研究所長が特別講演を行った。
渡邊明福島大学特任教授が福島大学(次世代太陽電池、小型風力発電、再生可能エネルギー人材育成)、日本大学(浅部地中熱利用)、いわき明星大学(熱電変換システム)、会津大学(スマートグリッド情報基盤)などの研究成果を報告し、「地中熱利用・戸建て住宅」に取り組む蔭山工務店の蔭山寿一社長、「小型風力発電の事業化」を展開する北芝電機の村松謙一社長らが具体的な取組事例を発表した。