福島建設工業新聞社

県建設業協会県南支部白河方部会(佐久間哲男方部長)は16日、白河地区交通安全協会の交通遺児激励基金に15万2458円を寄付した。今回50回目で、累計891万171円となった。
国内で過去最多の年間交通事故数となった1970年を機に、遺児の生活を守るため75年から毎年継続している社会貢献活動。佐久間方部長が白河警察署を訪問し、小櫻輝交通遺児激励基金運営会長に募金箱を手渡した。寄付には菊田英俊白河警察署長も同席した。
小櫻会長が「寄付により交通遺児の明るい未来を築いていただき感謝している」と謝辞を述べ、菊田署長が「事故はルールやマナーを守れば防げる。事故を無くすために最善の努力を尽くす」と話した。佐久間方部長は寄付に際し「先人たちが継続してきた活動を後世にもつなげていきたい」と述べた。