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2025.02.05

クレーン協福島支部が意見交換会

全国クレーン建設業協会福島支部(春田一真支部長)は1日、石川町の母畑温泉八幡屋で意見交換会‌を開き、業界の環境改善などについて話し合った。
会員約30人が参加。春田支部長が「労働時間の上限規制により十分に稼働できない会員が多くあり、部品や燃料費高騰などの課題も山積している。業界の課題解決に向け、積算価格や作業時間の見直しを訴えていこう」とあいさつした。
全国クレーン建設業協会の井上信吾専務理事と佐々木幸一常任理事が講演。井上専務理事は、見積書の作成で確保すべき経費として①法定福利費②安全衛生経費③建退共掛金-を内訳記載の対象として追加する国の方針を説明し、現況の確認や実態調査への協力を依頼した。
佐々木常任理事は、2022年度から運用されている「特殊車両通行確認制度」について解説。オンラインで即時に通行が可能となる制度の利用を進め、改めて法令の順守を呼びかけた。
意見交換では、機械・資材・燃料等の価格高騰が続いていることから、経費の増加を作業料金に反映させ、経営の安定化を目指していくことなどが話し合われた。


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