福島建設工業新聞社

県職業能力開発協会・県技能振興コーナーは14日、須賀川市立小塩江小学校で内装仕上げ施工の体験教室を開いた。
国から受託した「若年技能者人材育成支援事業」の一環で、ものづくりマイスターが技を披露し、技能に対する興味・関心を深めてもらう目的。5、6年生8人と教員2人が参加した。
県室内装飾事業協同組合の組合員企業に所属する、内装仕上げ施工のものづくりマイスターである遠藤弘明氏(梅原商会)、影山信一氏(創成)が壁紙の貼り合わせを実演。継ぎ目部分のある壁紙の貼り合わせを行い、継ぎ目が分からないように仕上げることで熟練の技術をアピールした。
両氏の指導で児童らによる壁紙を使ったファイルづくり体験も行った。児童は好きな壁紙を選び、実際に内装仕上げ施工で使用する材料や道具を使って、オリジナルのファイルを完成させた。