福島建設工業新聞社

県電気工事工業組合青年部(紺野浩二会長)は23日、いわき市の県立平工業高校で「電気工事業界理解促進研修会」を開き、体験実習やテーブルディスカッションなどを通じて電気設備工事の魅力を伝えた。いわき地区電気工事協同組合青年部(坂本兼一部長)との共催。
青年部の人材確保育成事業の一環。若手技術者の入職促進を図るための体験授業で、同校電気工学科1年生39人が参加した。
青年部6支部の会員19人が講師を務めた。坂本部長が「積極的に質問してもらい、理解を深めて将来に役立ててほしい」とあいさつした。
体験実習は講師の指導を受けながら①ケーブル皮むき端子上げ②リングスリーブ圧着・テープ巻き③露出配管通線-などを体験。テーブルディスカッションでは会員と仕事内容や一日の流れ、労働環境などについて質疑をした。