福島建設工業新聞社

県建築士会猪苗代支部(酒井美代子支部長)は27日、猪苗代町のい～な郷の蔵で4月に施行される改正建築基準法についての勉強会‌を開いた。
会員や賛助会員など12人が受講。酒井支部長が「改正内容への理解を深め、4月からの業務にスムーズに対応できるよう学んでほしい」とあいさつした。
ふくしま建築住宅センター会津事務所の荒井美仁所長が改正のポイントについて講話。すべての新築建築物で省エネ基準適合が義務付けられることや、木造戸建て住宅の大規模なリフォーム時に建築確認手続きが必要になること、省エネ化等による建築物の重量化に対応するため必要壁量の基準が見直されることなどを説明した。
県の盛土規制区域の指定を踏まえ、猪苗代町内の規制個所や規制対象の技術的な基準などについても解説した。
勉強会後には情報交換会を開き、賛助会員から新商品に関する情報などが提供された。