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2025.04.09

三春ダム周辺などで美化奉仕/さくら湖流域協働ネット

さくら湖流域協働ネットワーク(三瓶文博理事長)は5日、三春町の三春ダム周辺と田村市内の大滝根川沿いで「第17回さくらの里クリーンアップ作戦」を実施した。地域の住民や団体、企業の職員ら計約400人が参加した。東北地方整備局三春ダム管理所、三春町、田村市、郡山市の後援。
同ネットワークは、さくら湖流域に暮らす住民一人ひとりが地域が有する課題解決に向けて行動することで、豊かな自然・文化・暮らし等を守ることを目的に組織された。2009年から滝桜の観光シーズンを前に11、20年を除いて毎年奉仕活動を行っている。
同ダム管理所前で出発式を行い、三瓶理事長が「25日にアウトドアヴィレッジ三春がオープンし、この地のアウトドア環境が大きく変わる。清掃活動とともに、それぞれのコースで三春の春を楽しんでほしい」とあいさつし、坂本浩之三春町長が「清掃登山に取り組んだ町出身の登山家・田部井淳子氏の記念館がモンベルストアに併設される。敬意を表し、清掃活動に取り組んでほしい」と述べた。活動に10回以上参加した県立田村高校ボート部や、さくら湖流域コンテストの写真部門表彰者に三瓶理事長が表彰状を手渡した。
参加者らは三春ダムコースの①石畑水生生物観察園②向山森林公園③さくらの公園―と大滝根川コースでごみを拾い集め、環境の美化に寄与した。作業後には、福浜大一建設三春支社から寄贈された花を同管理所前に植えるボランティア活動も行った。


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