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2025.05.16

青年部設立へ/型枠協支部・県型枠協

日本型枠工事業協会福島支部・県型枠工事業協会(七海力夫会長)は13日、郡山市の郡山ビューホテルアネックスで今年度定時総会‌を開いた。
今年度事業は、課題となっている担い手の確保や型枠工事業の施工単価上昇に対応するため、昨年度に続き①建設工事の〝信頼性の確保〟②担い手の確保・育成③生産性の向上と会員の拡大-の3本柱を掲げ、型枠工事業のアピールや社会保健未加入対策、技能検定準備講習会、建設キャリアアップシステム活用の検討などに取り組む。
また、今年度、協会設立50周年を迎えるため、会員を対象にアンケートを実施し、秋ごろまでに記念事業の方向性をまとめる。
青年部も設立する予定で年内に規約を策定し、年明けごろから部員募集を開始する見通し。対象は会員企業の代表者以外とする考え。
総会には来賓の三野輪賢二日本型枠工事業協会長、会員、賛助会員ら38人が出席。七海会長が「時間外労働の削減や休日の確保などの処遇改善を図り、専門工事業が魅力ある産業となるよう努める」とあいさつした。
三野輪会長は「型枠工事業だけでなく、すべての専門工事業で人手不足となっている。工業系の高校以外にも人材確保の視野を広げ、状況を改善するために活動したい」と祝辞を寄せた。
優良社員を表彰し、代表して安斎技建の安斎裕太さんが謝辞を述べた。三野輪会長による建設業の状況を学ぶ講演会も開いた。
表彰受賞者は次の通り。
▽表彰状=草野清和(竹田工務店)安斎裕太(安斎技建)真壁雄貴(真壁工務店)桑原満(春山建工社)小池幸希(長水組)菅野敬規(三瓶工務店)▽顕彰状=藤井文哉(鈴木建業)野和幸(福島工務店)


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