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2014.09.10

900人来場、水環境を学ぶ/大滝根水環境センターで4年ぶり下水道まつり

県下水道公社が主催する下水道まつりは7日、田村市船引町の大滝根水環境センターで4年ぶりに開かれ、約900人が来場して下水道の役割等を学んだ。全国町村下水道推進協議会県支部など後援。
原発事故による放射性物質を含む汚泥を処理場内に保管していたことなどから、毎年開いていたまつりを東日本大震災以降は県内4処理場すべてで開催を見合わせていたが、大滝根水環境センターの汚泥撤去が完了したことに伴い、同センターのみで下水道まつりが再開された。
オープニングセレモニーでは、小柳秀一県下水道公社理事長が「イベントを通して、下水道に関する仕組みを学び、理解を深めてほしい」とあいさつ。冨塚宥田村市長が「来場の、特に子どもたちには、下水道とは何かを少しずつ学び、下水道・水環境について関心を持っていただくことで市の将来図につなげていってほしい」と呼びかけた。続いて市内11校から88点の応募を受けた下水道ポスターコンクールの表彰式を行った。
会場では、お笑いライブショーなどのステージイベントのほか、水処理棟や管理棟などを利用したクイズラリーでは小学生らが楽しみながら下水道の働きや重要性を認識していた。
また、田村市管工事組合(大和田茂会長)が下水道相談コーナーを出展し、下水道接続に関するアンケートや疑問に対応するなど、下水道の接続を呼びかけた。
※写真は水処理棟や管理棟などを利用しておこなわれたクイズラリー


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