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2011.10.20
防災緑地に前向き姿勢/前田国交相に南相馬市長が要望
前田武志国土交通大臣は18日、東日本大震災の被災地視察のため来県、ヘリコプターで被災個所を視察した後、南相馬市に入り桜井勝延市長と会談した。
桜井市長は①海岸堤防の早期復旧と海岸防災林・津波防災緑地の整備(がれきを利用する盛土)②集団移転対策(対象戸数を10戸から5戸に見直し)③災害用公営住宅の整備(対象者に原発被災者を追加、建設費の引き上げ)④常磐自動車道の早急な開通⑤下水汚泥の処理(保管施設の基準明確化、費用の全額支援)⑥JR常磐線の早期復旧―を要望した。
前田大臣は「南相馬市を含め原発事故による被害は地元にとって大変な不条理。事故を1日も早く終息させ、元の生活にもどれるようできるだけのことをしていく」と政府の姿勢を示した。
要望については「鎮守の森を兼ねた防災緑地・津波堤防の整備を前向きに検討する。警戒区域にはすぐに手をつけられないため、命をつなぐ道路である国道6号の迂回ルートを考える。常磐線についても早期にルートを確立し再開につなげたい」と述べた。常磐道の原町IC~宮城県境までの区間はできるだけ早期に供用させる考えを示した。
桜井市長から要望書を受け取る前田大臣(左)
桜井市長は①海岸堤防の早期復旧と海岸防災林・津波防災緑地の整備(がれきを利用する盛土)②集団移転対策(対象戸数を10戸から5戸に見直し)③災害用公営住宅の整備(対象者に原発被災者を追加、建設費の引き上げ)④常磐自動車道の早急な開通⑤下水汚泥の処理(保管施設の基準明確化、費用の全額支援)⑥JR常磐線の早期復旧―を要望した。
前田大臣は「南相馬市を含め原発事故による被害は地元にとって大変な不条理。事故を1日も早く終息させ、元の生活にもどれるようできるだけのことをしていく」と政府の姿勢を示した。
要望については「鎮守の森を兼ねた防災緑地・津波堤防の整備を前向きに検討する。警戒区域にはすぐに手をつけられないため、命をつなぐ道路である国道6号の迂回ルートを考える。常磐線についても早期にルートを確立し再開につなげたい」と述べた。常磐道の原町IC~宮城県境までの区間はできるだけ早期に供用させる考えを示した。
桜井市長から要望書を受け取る前田大臣(左)
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